足利尊氏公マラソン大会 |
足利市は、日本最古の総合大学といわれ、日本遺産にも認定された史跡足利学校や、足利氏ゆかりの国宝鑁阿寺(ばんなじ)をはじめとする数多くの文化遺産が存在し、今も古き時代の面影を残すまちです。
また、市の中央部を美しい渡良瀬川が流れるなど、風光明媚な自然にもあふれています。
今年で46回目を迎える「足利尊氏公マラソン大会」は、足利の歴史や文化、自然を感じながら走れるコースになっています。
今年のデザインに関するマツザワサトシさんのコメント |
デザインのテーマは『解き放つ(SET ME FREE)』。
様々なことが封じ込められてきたコロナウイルスによるパンデミック。
ようやく、解き放たれた世界が見え始めてきました。
また、社会全体も個々の個性を伸ばし、尊重する方向に動いています。
其々が『解き放つ』方向を持つことができる世界・・・。
自分は、そんな世界になることを願っています。
デザインのモチーフは「若き日の”足利尊氏(高氏)”」。
足利尊氏は、足利の地のみならず。
公家の京都、鎌倉の幕府。そして、九州まで。
まるで『翼』があるかの如く、自由に飛び回りました。
(”自由”という言葉は語弊があるかもしれません。)
ともすれば、史実上、裏切りの繰り返しの武将と取られがちですが。。。
自分はそうは思いません。
既成の秩序や公に縛られることなく、
自らの意思と信念のまま飛び回った姿に感じます。
その姿は、まさに『解き放つ(SET ME FREE)』。
今の時代と重ね合わせて、今回のテーマとさせて頂きました。
第46回大会、"其々が翼を持った尊氏公マラソン"になりますように。
シンボルマークに関するマツザワサトシさんのコメント |
「足利尊氏公マラソン大会」と言えばこのマーク、このマークを見たら「足利尊氏公マラソン大会」というように、大会名とシンボルマークが、わかりやすく連動して認識いただけるデザインを意識しました。
また、足利市民のみならず、全国の市民ランナー、アスリート達が、まるで武者が集結するように、この大会に駆けつける…そんな大会風景をイメージして「躍動的に疾走する足利尊氏公」をモチーフにしました。ランナーのみなさまに、合戦前の「侍」のような高揚感を持っていただけるようなシンボルマークになりますように。
記念Tシャツ |